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2017.07.28

ヤンゴン中心部における都市開発事業(ヤンゴン博物館跡地再開発)への支援を決定

株式会社海外交通・都市開発事業支援機構(東京都千代田区、代表取締役社長:波多野琢磨、以下「JOIN」)は、株式会社フジタ(東京都渋谷区、代表取締役社長:奥村洋治、以下「フジタ」)、東京建物株式会社(東京都中央区、代表取締役社長執行役員:野村均、以下「東京建物」)とともに、ミャンマー国ヤンゴン市中心部における複合都市開発事業に参画するため、今後約49.4 百万米ドル(約56 億円)の出資及び約41.8 百万米ドル(約47 億円)の債務保証を行うことを決定し、本日国土交通大臣の認可を得ました。

本事業は、フジタ、東京建物及びJOIN からなる日本企業グループと、ミャンマーのアヤヒンター社※が出資し、ヤンゴン中央駅から北西約1km に位置する軍事博物館跡地において、オフィス、商業施設及びホテルを開発・運営する複合都市開発事業であり、昨年10 月に施行されたミャンマー新投資法に基づく投資許可の第1号案件となります。
※農業製品の生産・輸出、建設業、貿易、病院経営等を行うミャンマーの大手企業グループ

本事業においては、フジタが全体の設計施工、東京建物がオフィス・商業施設の運営管理を行うとともに、株式会社ホテルオークラ(本社:東京都港区、代表取締役社長:荻田敏宏、以下「ホテルオークラ」)がホテルの運営を行います。このように、本事業は、開発から運営までを一貫して本邦企業が主導するものであり、本邦企業各社が培ってきた技術力、商品企画力を活用しつつ、経済成長の著しいヤンゴンで不足しているハイグレードなオフィス、ホテル等を供給するものです。本事業を通じて、我が国の都市開発のブランド力が高まり、今後ミャンマー国において我が国事業者の参入機会が拡大することが期待されます。

(事業概要)
・用 途 :オフィス、商業施設、ホテル(長期滞在者向け客室を含む)
・敷地面積 :約16,000 ㎡
・延床面積 :約92,000 ㎡
・竣 工 :2019 年度(予定)
 

ヤンゴン中心部における都市開発事業(ヤンゴン博物館跡地再開発)への支援を決定