ニュース

プレスリリース

2018.09.10

米国テキサス高速鉄道事業に係る開発資金支援を決定

株式会社海外交通・都市開発事業支援機構(東京都千代田区、代表取締役社長:波多野琢磨、以下「JOIN」)は、本年9月7日、テキサス州のダラス・ヒューストン間を結ぶ高速鉄道事業(以下「本事業」)の開発1に必要な資金の貸付を行うべく、傘下の特別目的事業体(SPV)を通じ、本事業開発主体であるTexas Central Rail Holdings, LLC(以下「TCRH」)2との間で、最大引受額を300百万ドルとする社債引受契約を締結しました。

本貸付資金はJOINと株式会社国際協力銀行(JBIC)によるSPVへの出資にて賄われ、SPVを通じ、TCRHに対し、貸付を行います。

本事業は、JR東海が保有・運営する東海道新幹線システムをベースとした技術を採用することを前提としており、JOINはJBICとの本資金支援も通じ、本事業の開発を引き続き支援します。

JOINは今後も、海外インフラ市場への日本企業の参入を促進するとともに、これに伴う我が国オペレーター、関連機器メーカー等のビジネスチャンスを拡大すべく、海外インフラプロジェクトへの出資等を通じ、支援していきます。


(SPV概要)
名  称: Japan Texas High-Speed Railway Cayman LP
組 成 日 : 2018年8月31日
事業内容: 本事業に対する開発資金支援(TCRHの発行する社債の引受)・

米国テキサス高速鉄道事業に係る開発資金支援