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2021.09.01

インド ムンバイ・アーメダバード間高速鉄道事業 電気パッケージ設計・調達・施工の監理業務支援事業への出資を決定

 株式会社海外交通・都市開発事業支援機構(東京都千代田区、代表取締役社長:武貞 達 彦、以下「JOIN」)は、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(神奈川県横浜市、 理事長:河内隆、以下「JRTT」)および東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区、代表取締 役社長:深澤 祐二、以下「JR 東日本」)とともに、インドのムンバイ・アーメダバード間 高速鉄道事業 電気パッケージ設計・調達・施工の監理業務支援事業(以下、「本事業」)に 参画するため、本事業に対し、出資(最大 1 億 6,434 万円)を行うことを決定し、8 月 20 日、国土交通大臣の認可を得ました。
 
 ムンバイ・アーメダバード間高速鉄道事業は、インド国内の大都市であるムンバイとア ーメダバードを結ぶ 508km(12 駅)の区間において、日本の新幹線システムを利用した高 速鉄道を新たに建設するものです。
 
 本高速鉄道に日本の新幹線システムを導入することにより、インド鉄道の近代化・高度 化、鉄道人材の育成、更にはインド社会・経済の発展に貢献することを目指し、これまで我 が国は官民あげてのトップセールスを実施してきました。2015 年 12 月には、インド・デ リーで行われた日印首脳会談に際し、日印両国政府間で、「高速鉄道に関する日本国政府と インド共和国政府との間の協力覚書」が署名されたところです。

 この協力を実現するため、JOIN は、新幹線の運行主体としての知識・技術・経験を有す る JR 東日本、新幹線の建設主体としての技術的知見を有する JRTT とともに、本事業に出 資することを決定いたしました。

 これによって、本高速鉄道への我が国企業の参入を後押しし、我が国新幹線システムの 海外展開を促進するとともに、「インフラシステム海外展開戦略 2025(令和 2 年 12 月 10 日、経協インフラ戦略会議決定)」及び「国土交通省インフラシステム海外展開行動計画 2021 (令和 3 年 6 月、国土交通省)」の実現に貢献します。

インド ムンバイ・アーメダバード間高速鉄道事業 電気パッケージ設計・調達・施工の監理業務支援事業への出資を決定