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2024.02.22

米国における化学品物流事業への支援を決定

株式会社海外交通・都市開発事業支援機構(東京都千代田区、代表取締役社長:武貞達彦、以下「JOIN」)は、NRS株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:戸木 眞吾、以下「NRS」)とともに、米国における化学品物流事業に参画するため、最大約47百万米ドルの出資を行うことを決定し、国土交通大臣の認可を取得しました。

本事業は、NRSとJOINの支援を受けたNRS LOGIOS AMERICA INC.が、米国アリゾナ州中南部のカサ グランデにおいて、半導体やバッテリーの製造過程に必要な化学品・危険物用の保管倉庫等を整備・運営するものであり、NRSにとって海外における初の総合物流拠点開設となります。

創業以来70年以上にわたり、化学品・危険物専門の物流企業として国内外で実績を積み上げてきたNRSとJOINは、本事業を通じ、半導体メーカー等が進出・拡大を進めるアリゾナ州において、旺盛な化学品物流の需要を取り込み、NRSの海外事業の一層の成長を目指していきます。また、本事業において、NRSの強みである「化学品・危険物の保管から輸送まで一貫したサービス」を提供することで、半導体サプライチェーンを構成する多くの日系サプライヤーの米国進出や事業深化にも貢献していきます。

JOINは本事業を通じてNRSの米国展開を支援すると共に、半導体・デジタル産業サプライチェーンの強靭化及び国際競争力の維持・向上等にも寄与していきます。尚、本事業は「インフラシステム海外展開戦略2025追補版(令和5年6月1日経協インフラ戦略会議決定)」に掲げられた「海外におけるサプライチェーン等リスクへの対応力強化」や「同志国との連携強化」等の重点施策実現に資するものです。

 

米国における化学品物流事業への支援を決定